3月21日 先週末の海外相場および市況 | 陳晁熙

3月21日(月)
【3月18日の海外相場および市況】
ny0318

*週末18日のNY金は反落。為替市場では、対ユーロでのドル安が一服し、ドル建て金の割安感が薄れたため、利益確定売りが優勢となった。ただ、1250ドル割れの水準では押し目買いが入り下げ幅を縮小した。17日時点の金ETF「SPDRゴールド・トラスト」の保有高は前日比1.5%増の807.09トンとなり、年初来最大量になった。CFTC建玉3月15日時点:ファンドの金買い越しは16万9512枚(前週比-5298枚)と買い越し幅は減少。総取組高は49万3086枚と前週比6024枚の減少。ファンドは買いは減らし、売りを増やしている。

*週末18日のNY白金はドルの反発を受けて反落。CFTC建玉3月15日時点:ファンドの白金買い越しは3万1865枚(前週比-1659枚)と買い越し幅は減少。総取組高は6万3234枚と前週比908枚の減少。ファンドは買いを減らし、売りを増やしている。

*週末18日のNY原油は3日ぶりに反落。朝方になって一段と上値を拡大し、一時41.20ドルまで上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国が来月の会合で増産凍結で最終合意に達するとの期待から買われ、一時41.20ドルまで上昇したが、為替市場ではドルが対ユーロで反発したため、ドル建て原油には割高感が強まり利益確定売りが優勢となった。この日発表した米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後に発表した原油掘削リグの稼働数が1基増の387基と、13週ぶりに増加に転じたことも弱材料。CFTC建玉3月15日時点:ファンドの原油買い越しは26万9856枚(前週比+2万5604枚)と買い越し幅は増加。総取組高は178万2857枚と前週比3万3617枚の減少。ファンドは買いを増やし、売りを減らしている。

*週末18日のシカゴトウモロコシは、世界的な供給過剰感を反映して下落。米インフォーマ・エコノミクスは最新の予測で、今春の米国のトウモロコシ作付面積を8950万エーカーに上方修正し、1月時点(8886万9000エーカー)。CFTC建玉3月15日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは7万4233枚(前週比-2万5943枚)と売り越し幅は減少。総取組高は134万9275枚と前週比7017枚の減少。ファンドは買い、売りを共に増やしている。

*週末18日のシカゴ大豆は小幅まちまち。米インフォーマ・エコノミクスは最新の予測で、米国の今春の大豆作付面積を8400万エーカーと、1月時点(8523万エーカー)から下方修正した。CFTC建玉3月15日時点:ファンドの大豆買い越しは1万3461枚(前週比+5万5753枚)と買い越し幅は増加。総取組高は71万0513枚と前週比1万3659枚の増加。ファンドは買いを増やし、売りを減らしている。

*週末18日のNY外国為替市場のドル円相場は111円台半ばに反発した。15、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて利上げペースが緩やかになるとの見通しから対主要通貨で売られていたドルがこの日は買い戻され、対ユーロや対円でドルが買い戻された。米ミシガン大学が朝方発表した3月の消費者景気感指数(暫定値)が90.0と前月の91.7(確報値)から低下し市場予想も下回ったが、NYダウの上昇がドルを押し上げた。

*週末18日のNYダウは上昇した。15、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが見送られ、今後の利上げも緩やかなペースで行われる見通しが広がっているため、押し目買いが入った。

【21日の主な経済指標およびイベント】
*東京休場(春分の日の振替休日)
23:00 (米) 2月中古住宅販売件数 547万件 531万件 508万件
       (米) 2月中古住宅販売件数 (前月比) +0.4% -3.0% -7.1%
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第58回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


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