3月18日 海外相場および市況 | 陳晁熙

3月18日(金)
【3月17日の海外相場および市況】
nt0317

*17日のNY金は5日ぶりに大幅反発。15、16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利の据え置きを決定した。しかも昨年12月には年4回と想定していた利上げを年2回に減らす見通しを示したため、市場は金融当局の景気認識が予想以上にハト派的と受け止めたことが金には強材料となった。また、為替市場でドルが対ユーロで下落したこともあって一時1272ドル近辺まで上昇した。NY白金は8日ぶりに反発。南アフリカ準備銀行(中央銀行)は17日に開いた金融政策委員会で、政策金利を0.25%引き上げ、年7.00%にすることを決めた。これを受けて南アランドは対ドルで上昇した。白金の最大の生産国である南アフリカの通貨が上昇したことが、白金には強材料となった。

*17日のNY原油は大幅続伸し、40ドル台を回復した。終値は3カ月半ぶりの高値となった。4月17日に、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国がカタールの首都ドーハで増産凍結に向けた最終合意を目指す会合を開くとの報道を受けて、原油の生産調整の可能性が高まるとの見方が強材料となった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後にドル安が進行したこともドル建て原油相場を押し上げた。

*17日のシカゴトウモロコシはまちまち。シカゴ大豆は、ドル安を受けて続伸。

*17日のNY外国為替市場は、米追加利上げのペースが想定以上に緩やかになるとの観測からドル売り・円買いが強まり、一時110円67銭と約1年5カ月ぶりの円高となった。その後、日銀が金融機関に為替取引内容を確認するレートチェックを実施したとの報道も出て111円30銭台に戻した。

*17日のNYダウは5日続伸。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通り追加利上げが見送られ、米連邦準備制度理事会(FRB)はハト派的な姿勢となった。金利やインフレ率の見通しも下方修正され、利上げペースが緩やかになるとの期待感が株式相場を押し上げた。原油相場が、主要産油国による増産凍結合意への期待から、約3カ月半ぶりに40ドル台を回復したことも強材料視された。また、フィラデルフィア連銀の3月の製造業景気指数が市場予想を大きく上回ったことも製造業が復活している兆しと受け止められて支援要因となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨(1月28-29日開催分)
16:00 (独) 2月生産者物価指数 (前年比) -2.4% -2.6%
23:00 (米) 3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 91.7 92.2 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第57回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

ブログ一覧に戻る