3月15日 海外相場および市況 | 陳晁熙

3月16日(水)
【3月15日の海外相場および市況】
ny0315

*15日のNY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を翌日に控えて利益確定の売りが出て3日続落。今回のFOMCでは利上げは見送られるとの見方が大勢だが、昨年末に金融政策を正常化した以上、米連邦準備制度理事会(FRB)は声明で、追加利上げに関する手掛かりを示唆すると見られている。早期利上げ見通しとなれば金にとっては弱材料視される可能性が高い。2月の小売売上高は前月比-0.1%と、減少幅は市場予想の-0.2%よりも小さかった。2月の卸売物価指数(PPI)は前月比-0.2%と市場予想と一致した。NY白金は金に連れて続落。

*15日のNY原油は続落。サウジアラビアやロシアなどの主要4産油国は先月、他の産油国の賛同を条件に生産量を1月の水準で凍結すると表明したが、最終合意を目指す会合の開催が4月にずれ込む見通しとなったほか、イランが、制裁解除から間もないことを理由に増産凍結合意の枠組みには加わらない姿勢を見せていることが嫌気された。引け後に発表された米石油協会(API)の週間原油在庫統計は、原油在庫が150万バレル増加となり、市場予想の340万バレル増を下回った。これを受けてNY原油時間外は反発して37ドル付近に上昇している。

*15日のシカゴトウモロコシは小反落。シカゴ大豆は、ブラジルの収穫進展をにらんで下落。

*15日のNY外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加金融緩和見送りの決定を受けて円が買われ、一時112円台後半に下落したものの、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控えて買い戻されて113円台前半に戻した。今会合での利上げは見送られる公算だが、市場は声明とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言、FOMC参加者が示す政策金利見通しに注目している。この日発表された2月の小売売上高は前月比-0.1%と減少幅は市場予想の-0.2%よりも小さかった。また、2月の卸売物価指数(PPI)は前月比-0.2%と市場予想と一致した。ただ、為替市場への影響はほとんどなかったようだ。

*15日のNYダウは小幅高。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、様子見姿勢が強かった。今会合での利上げは見送られる公算だが、市場は声明とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言、FOMC参加者が示す政策金利見通しに注目している。この日は、原油価格が下落したことが相場の上値を抑えた。

【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 10-12月期経常収支 (対GDP比) -3.3% -3.3% -3.1%
18:30 (英) 2月失業者数 -1.48万人 -0.91万人
18:30 (英) 2月失業率 2.2% 2.2%
18:30 (英) 1月ILO失業率 (3カ月) 5.1% 5.1%
20:00 (南ア) 1月小売売上高 (前年比) +4.1% +3.6%
21:30 (米) 2月消費者物価指数 (前月比) 0.0% -0.2%
      (米) 2月消費者物価指数 (コア:前月比) +0.3% +0.2%
      (米) 2月消費者物価指数 (前年比) +1.4% +0.9%
      (米) 2月消費者物価指数 (コア:前年比) +2.2% +2.2% 
21:30 (米) 2月住宅着工件数 109.9万件 115.0万件 
21:30 (米) 2月建設許可件数 120.2万件 120.0万件
22:15 (米) 2月鉱工業生産 (前月比) +0.9% -0.3% 
22:15 (米) 2月設備稼働率 77.1% 76.9%
27:00 (米) FOMC政策金利発表 0.25-0.50% 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第57回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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