3月14日 先週末の海外相場および市況 | 陳晁熙

3月14日(月)
【3月11日の海外相場および市況】
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*週末11日のNY金は反落。為替市場では、ドルがユーロに対して反発したため、ドル建て金には割高感が強まった。まら、欧米株価の上昇や原油相場の反発を受けてリスク回避姿勢が後退したことも弱材料となった。市場の注目は16、17日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に集まっている。CFTC建玉3月8日時点:ファンドの金買い越しは17万4810枚(前週比+2万2397枚)と買い越し幅は増加。総取組高は49万9110枚と前週比4万8555枚の増加。ファンドは買い、売りを共に増やしている。

*週末11日のNY白金は4日続落。CFTC建玉3月8日時点:ファンドの白金買い越しは3万13524枚(前週比+20058枚)と買い越し幅は増加。総取組高は6万4142枚と前週比2069枚の減少。ファンドは買い、売りを共に減らしている。

*週末11日のNY原油は反発。国際エネルギー機関(IEA)はこの日公表した月報で、最近の原油価格の回復傾向について、底入れした可能性があるとの見解を示した。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの統計でも、国内の原油掘削リグ稼働数が12週連続で減少したことが明らかとなった。ただ、IEAは、世界のエネルギー需要見通しに関しては依然不透明だとし、有力産油国による生産抑制に向けた動きについても実際には履行されない可能性のあると指摘していた。このため、買いも限定的となった。なお、米金融大手のゴールドマン・サックスは11日のリポートで、原油価格は今後数週間で大幅に下落する可能性があると指摘した。現在の米国の原油在庫は過去最高を更新しつつあり、この状態は4月まで続く見込みで、製油所稼働率の低下や貯蔵施設の飽和状態、輸入増加により、生産減少分を相殺する可能性があると指摘した。CFTC建玉3月8日時点:ファンドの原油買い越しは24万4252枚(前週比+3万1734枚)と買い越し幅は増加。総取組高は181万6474枚と前週比1万6176枚の増加。ファンドは買いを減らし、売りを増やしている。

*週末11日のシカゴトウモロコシは、輸出需要の増加を受けて続伸。CFTC建玉3月8日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは10万0176枚(前週比+2万3351枚)と売り越し幅は増加。総取組高は135万6292枚と前週比3万0498枚の増加。ファンドは買い、売りを共に増やしている。

*週末11日のシカゴ大豆はショートカバーを受けて8日続伸。ブラジル通貨レアルが上昇したこともシカゴ大豆相場の支援材料となった。CFTC建玉3月8日時点:ファンドの大豆売り越しは4万2292枚(前週比-3万5699枚)と売り越し幅は減少。総取組高は69万6854枚と前週比4694枚の減少。ファンドは買いを増やし、売りを減らしている。

*週末11日のNY外国為替市場では、原油高や株高からリスク回避姿勢が後退し、ドル円相場は113円台後半に上昇した。

*週末11日のNYダウは、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和策が評価されて大幅反発した。前日は、ECBが追加緩和を決定したものの、ドラギECB総裁が会見で追加利下げの打ち止めを示唆したために株安となったが、この日は追加緩和内容の評価がされて欧州株が反発し、NYダウも買いが優勢となった。国際エネルギー機関(IEA)が原油価格に底入れの兆しがあると指摘し、原油相場が反発したことも強材料となった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 1月機械受注 (前月比) +4.2% +1.9%
   (日) 1月機械受注 (前年比) -3.6% -3.8%
19:00 (EU) 1月鉱工業生産 (前月比) -1.0% +1.7%
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第57回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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