3月10日(木) 国内市況と終値 | 陳晁熙

【3月10日(木) 国内市況と終値】
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*10日の金は反発。為替の円安を受けて買いが優勢となった。白金も円安を受けて反発。今夜開催される欧州中央銀行(ECB)定例理事会や、終了後のドラギECB総裁の記者会見を控えて様子見が強まっている。今回のECB理事会では、追加の金融緩和に関して、中銀預入金利の拡大(現在の-0.3%から-0.4%へ)、月間資産購入額の増額(現在の600億ユーロから750億ユーロ程度)が予想されている。これを上回る緩和策となれば、ユーロ売りが強まり、ドルが上昇して金は押し下げられるだろう。逆に、これを下回る緩和策であれば、ユーロが買い戻され、ドル下落に伴って金は押し上げられるだろう。

*10日の中東産原油は為替の円安を受けて反発。石油製品も原油になびき堅調。米エネルギー情報局(EIA)が9日発表した週間在庫統計によれば、原油在庫は前週比390万バレル増と、市場予想と一致した。ただ、ガソリン在庫が450万バレル減と市場予想の140万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。

*10日のゴムは、期中以降が3日続落。上海ゴムの下落に圧迫された。本日発表された中国の2月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比で4.9%低下したが、2月の消費者物価指数(CPI)は同2.3%上昇した。いずれも1月の数字を上回り、同国のデフレ懸念が後退した。ただ、上海ゴム相場は上昇して始まったが、その後は反落に転じた。

*10日のトウモロコシは、円安を受けて3日ぶりに反発。一般大豆はまちまち。9日には3月の米需給報告が発表されたが、米国産トウモロコシの各数値は2月報告の数字が踏襲されたため、材料視されなかった。

*10日の東京外国為替市場のドル円相場は、堅調な日経平均株価を反映して113円台後半の高値圏で保ち合いとなった。本日発表された中国の2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%上昇となったことは、ドル買い要因となった。

*10日の日経平均株価は4日ぶりに反発。為替が円安で推移したことが好感されて買いが優勢となった。また、今夜開催される欧州中央銀行(ECB)定例理事会で、一段の金融緩和が実施されるとの期待も支援要因となった。


第56回 『おしえて陳さん』 
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