3月10日 海外相場および市況 | 陳晁熙

3月10日(木)
【3月9日の海外相場および市況】
ny0309

*9日のNY金は3日続落。為替市場では、ユーロ売り・ドル買いが強まり、ドル建て金に割高感が生じた。また、10日に開催される欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて、利益確定売りが継続した。NY白金も金に連れて続落。

*9日のNY原油は急反発し、終値は約3カ月ぶりの高値となった。米エネルギー情報局(EIA)が同日午前に公表した4日までの1週間の米原油在庫は前週比390万バレル増と、市場予想と一致した。一方、ガソリン在庫は450万バレル減(市場予想は140万バレル減)と、減少幅は約2年ぶりの大きさとなり、ディスティレート(留出油)在庫も横ばい予想に対して110万バレル減となったことが強材料視された。また、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国が20日に、モスクワで原油増産の凍結を協議するため会合を開く見通しとの報道があったことも好感された。

*9日のシカゴトウモロコシは小安い。この日は米農務省が3月需給報告を発表したが材料視されなかった。シカゴ大豆は6日続伸。

*米農務省(USDA)が9日発表した3月の農産物需給報告では、2015~16年度の米国産トウモロコシの期末在庫を18億3700万ブッシェルと、前月予測を据え置いた。ただ、市場予想(18億5400万ブッシェル)を下回った。米国産大豆の期末在庫予測は4億6000万ブッシェルと、前月の4億5000万ブッシェルから上方修正した。市場予想(4億5200万ブッシェル)も上回った。

*9日のNY外国為替市場のドル円相場は113円台前半に上昇した。10日に欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えているため、ポジション調整が入ったようだ。また、原油相場が上昇し、欧米株価も上昇したため、ドル買いに拍車をかけた。

*9日のNYダウは、原油高が好感されて反発。米エネルギー情報局(EIA)の週報で石油精製品在庫が大幅に減少したことが強材料視された。10日に開催される欧州中央銀行(ECB)理事会で追加緩和策が取られることへの期待感も支援要因となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
09:01 (英) 2月RICS住宅価格 +49% +50%
10:30 (中) 2月消費者物価指数 (前年比) +1.8% +1.8%
10:30 (中) 2月生産者物価指数 (前年比) -5.3% -4.9%
16:00 (独) 1月貿易収支 +188億EUR(+190億EUR) +170億EUR
16:00 (独) 1月経常収支 +256億EUR +170億EUR
21:45 (EU) 欧州中銀金融政策発表 0.05%
22:30 (米) 新規失業保険申請件数 27.8万件 27.5万件
30:30 (NZ) 2月企業景況感(PMI) 57.9 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第56回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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