3月7日 先週末の海外相場および市況 | 陳晁熙

3月7日(月)
【3月4日の海外相場および市況】
ny0304

*週末4日のNY金は3日続伸した。2月の米雇用統計では、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月比24.2万人増と予想の19.2万人を大幅に上回り、前月の17.2万人(改定値)からも加速した。良好な雇用環境が確認され、ドルが対ユーロで買われドル建て金に割高感が生じ、売りが優勢となった。しかし、ドル買いが一巡すると、金相場には割安感が強まって反発に転じた。CFTC建玉3月1日時点:ファンドの金買い越しは15万24138枚(前週比+74358枚)と買い越し幅は増加。総取組高は45万0555枚と前週比5265枚の増加。ファンドは買い、売りを共に減らしている。

*週末4日のNY白金はドルの下落や株高を受けて大幅続伸。CFTC建玉3月1日時点:ファンドの白金買い越しは3万1519枚(前週比-1988枚)と買い越し幅は減少。総取組高は6万6211枚と前週比1895枚の減少。ファンドは買い、売りを共に増やしている。

*週末4日のNY原油は、良好な2月の米雇用統計を受けて急反発した。2月の米雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月比24.2万人増と予想の19.2万人を大幅に上回り、前月の17.2万人(改定値)からも加速した。米雇用情勢の回復を好感して、原油相場は買いが優勢となった。上値抵抗線と見られていた35ドルをブレイクすると買戻しが膨らんだ。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが4日午後に公表した統計によると、最新週の米国内石油掘削リグ稼働数は前週比8基減の392基と11週連続で減少し、生産抑制傾向が確認されたことも支援材料となった。CFTC建玉3月1日時点:ファンドの原油買い越しは21万2518枚(前週比+6662枚)と買い越し幅は増加。総取組高は180万6696枚と前週比2万3602枚の増加。ファンドは買い、売りを共に減らしている。

*週末4日のシカゴトウモロコシは原油高を受けて小幅続伸。CFTC建玉3月1日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは7万6825枚(前週比-5万2025枚)と売り越し幅は減少。総取組高は132万5794枚と前週比2万9925枚の減少。ファンドは買い、売りを共に増やしている。

*週末4日のシカゴ大豆は原油高やブラジル通貨レアル高、また同国での降雨も支援材料となって続伸。CFTC建玉3月1日時点:ファンドの大豆売り越しは7万7991枚(前週比-4万8614枚)と売り越し幅は増加。総取組高は70万1548枚と前週比1万2280枚の減少。ファンドは買いを減らし、売りを増やしている。

*週末4日のNY外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計の発表を受けて上下した後、113円台後半に落ち着いた。2月の米雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月比24.2万人増と市場予想の19.2万人増を大きく上回った。予想以上の雇用者数の拡大を受けて当初はドル買いが活発化し、ドル円は一時114円台前半に上昇した。しかし、平均賃金や週平均労働時間の減少が意識されたため、113円台前半まで急落した。その後は、売り買いが交錯し、113円台後半に落ち着いた。

*週末4日のNYダウは、2月の米雇用統計の結果が良好だったため、4日続伸した。2月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比24.2万人と市場予想の19万人を大きく上回った。発表直後は、予想よりも強い結果に米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げへの警戒感が高まった。しかし、平均時給の伸びが前月比0.1%減となったことで、賃金インフレが加速する兆しは小さいとの見方が広がる、利上げ警戒感が後退し、株式相場を押し上げた。

【本日の主な経済指標およびイベント】
16:00 (独) 1月製造業受注 (前月比) -0.7% -0.3%
24:00 (米) 2月労働市場情勢指数 (前月比) +0.4 +1.0
29:00 (米) 1月消費者信用残高 +212.67億USD +165.00億USD
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第56回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

ブログ一覧に戻る