3月3日(木) 国内市況と終値 | 陳晁熙

【3月3日(木) 国内市況と終値】
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*3日の金は反発。前日のNY金が上昇し、為替も円安で推移したため、買いが優勢となった。
前日は、米オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用報告で、非農業部門の民間就業者数が前月比21.4万人増と市場予想のの19万人増を上回り、原油相場とNYダウが上昇したにもかかわらず、NY金は上昇した。2日における金ETF保有高も788.57トンと年初来の最大となった。白金は4日ぶりに小反落。

*3日の中東産原油は利益確定売りに小反落。石油製品は原油に追随して軟調。2日に発表された米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計は、原油在庫が前週比1040万バレル増と、市場予想の360万バレル増を大幅に上回る積み増しになった。また、原油受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫は120万バレル増、ディスティレート(留出油)在庫も290万バレル増だった。このような弱材料にもかかわらず、NY原油は切り返しており、市場では底入れとの見方が徐々に広まってきている。

*3日のゴムは、円安と上海ゴム高を受けて3日続伸し、1月下旬以来の高値となった。また原油相場の上昇も強材料視された。

*3日のトウモロコシは反落。シカゴ時間外相場が軟調したため、売りが優勢となった。2016~17年度の米国産トウモロコシは、作付けが増えると予想されている上、ドル高基調で輸出競争力が低迷すると見込まれているが、最近のシカゴ相場は350セント台が維持されて底堅く推移している。米穀物調査会社インフォーマ・エコノミクスは2日、ブラジルの2015~16年度のトウモロコシ生産見通しを2月の8160万トンから8250万トンへ、またアルゼンチンの生産も2月の2600万トンから2700万トンへと、それぞれ上方修正した。ただ、南米の豊作は織り込まれているようで、シカゴ相場の下落にはつながっていない。一般大豆は続伸。

*3日の東京外国為替市場のドル円相場は、114円台前半に上昇。前日の海外市場では、米国の強い経済指標やNYダウの上昇にもかかわらず下落したことから、東京市場は修正の買いが入っているようだ。中国上海株が堅調に推移していることも好感された。

*3日の日経平均株価は、前日のNYダウの上昇と円安を受けて3日続伸。終値は1万6900円台に達し、2月8日以来約1カ月ぶりの水準に上昇した。

第55回 『おしえて陳さん』 
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