3月1日(火) 国内市況と終値 | 陳晁熙

【3月1日(火) 国内市況と終値】
tk0301

*1日の金は反発。29日のNY金が、安全資産としての買いに3日ぶりに反発したことから、買いが優勢となった。白金は続伸。本日、中国が発表した2月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が低調で、リスクオフムードが強まり、NY金時間外が上昇した。中国の2月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は、国家統計局の発表分が49.0と前月から0.4ポイント悪化し、英マークイットと中国メディア財新の発表分も48.0と0.4ポイント悪化し、いずれも景気判断の分かれ目となる50を割り込んだほか、市場予想も下回った。

*1日の中東産原油は反発。29日の米欧原油相場が世界的な需給改善観測を背景に上伸したことから、買いが優勢となった。石油製品も原油に追随して上伸。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが前週発表した石油掘削リグ稼働数は、前週比13基減の400基となった。これは2009年12月以来の低水準で、10週連続のマイナスとなった。

*1日のゴムは反発。原油高や円安が強材料となった。日本ゴム輸入協会が1日までに発表した2月20日現在の全国営業倉庫生ゴム在庫は、2月10日時点と比べて666トン増の1万4553トンだった。

*1日のトウモロコシはシカゴ安を受けて3日続落。一般大豆は下落。

*1日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が反発に転じたためドルが買われ、112円台後半で推移した。

*1日の日経平均株価は小反発。朝方は前日の米株安や円高を受けて売りが強まった。しかし、中国の追加金融緩和や原油相場の反発が支援材料となり、徐々に買いが優勢となった。


第55回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

ブログ一覧に戻る